マークさんと三線談義

ASOVIVA

2009年08月06日 12:31



6日前に沖縄移住を果たしたばかりという、マークさんがカッコ良い自作三線持参で遊びに来てくれました。

写真でもご確認頂ける通り、ギターやウクレレのネックに思わせるヘッドやペグで、合、四、工に七の音を開放弦にプラスした4弦仕様

岐阜のギタークラフトで材などの削りを習い3年間で20挺ほど製作したオリジナル三線は岐阜の三線サークルの皆様にも好評でオーダーを受けて製作をしてきたのだそう。




体験教室にご参加頂いた皆様の前で、自作三線片手にリクエストを受けた「オジー自慢のオリオンビール」を軽やかに弾いて、たちまち人気者になってましたよ


「三線はけっして難しい楽器じゃないです。そして音がいいので単音でも楽しめます」

ニュージーランド生まれ、日本在住3年のマークさんが自作で作った三線を弾いた後だけに説得力ありますよね。


その後話が弾み、2時間近く三線談義を交わしたのですが、合理的かつ画期的に三線という楽器を見て聴いて触れているなぁと感じました。

・細かな音程調整や安定度はカラクイよりPEGがいい

・音としていろんな人にプレーしてもらうなら、フレットを打ち込み、TAB譜表記がいい

・ヘビ皮は国によっては好まれないから人工皮や見慣れている牛皮などで音質、耐久性を高めていくといい


上記が自分とマークさんとの共通した考えでした。

同時に本来ある三線の完成度や音色の希少さも大いに共感しあう事が出来ました。


大きな視野で合理的かつ画期的なことを的を絞って手がける事の重要性を改めて感じた一日。


マークさん、生活が落ちついたらまた遊びにいらしてください。





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